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2026.03.03【医師が解説】ベビーコラーゲンとは?目元のクマや浅いシワにおすすめ◆スタッフが体験しました◆

こんにちは、アンデュースキンケアクリニック副院長の浅野です。

早いもので、今年ももう3月になりました。我が家では子どもがまもなく卒業式を迎えるのですが、その後の新生活に向けた準備などで何かと慌ただしい毎日を過ごしています。主役はもちろん子どもですが、記念撮影など写真に残る機会も多い時期、イベントまであまり時間はありませんが私自身のケアもしっかりしておきたいな...と感じています。

この時期は特に、"イベント前に即効性のある治療をしたい"、"写真映りがよくなる治療を受けたい"といったご相談が増えてきます。そこで今回は、そんな方におすすめの「ベビーコラーゲン注射」をご紹介したいと思います。

今回、近々結婚式参列やコンサートなどのイベントを控えている当院スタッフ2名が実際に施術を受けました。ベビーコラーゲンとはどのような施術か、実際の施術風景の動画やビフォーアフター写真、よくご質問をいただく内容をご紹介しますので、是非最後までご覧になってください。


1.ベビーコラーゲンとは?

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1-1.赤ちゃんの肌と同じ比率のコラーゲンを注入する若返り治療

コラーゲンは体内に存在するタンパク質の一種で、皮膚や血管、骨などの組織に強度・しなやかさ・弾力性を与える重要な役割を担っています。
代表的なコラーゲンには型・型・型があり、それぞれ存在する部位や働きが異なります。
型コラーゲンは皮膚や骨に多く含まれ、肌のハリや骨の強度を支える柱のような存在です。
Ⅱ型コラーゲンは主に軟骨に存在し、関節のなめらかな動きを保つ役割を担っています。
Ⅲ型コラーゲンは皮膚や血管、臓器に多く含まれ、Ⅰ型よりも細く柔らかな構造をしており、肌に柔軟性を与えます。さらに、組織の再生を助ける働きがあり、近年大変注目されている成分です。

乳児の肌には、型コラーゲンと型コラーゲンが5050のバランスで存在しているといわれています。しかし、コラーゲンは25歳頃から大きく減少していき、60代では20代の約半分まで減少します。なかでも、肌の柔軟性や組織再生に関わる型コラーゲンは特に減少しやすいことが知られています。

ベビーコラーゲンは、乳児の肌と同じⅠ型・Ⅲ型コラーゲンを50:50で配合した製剤です。これを直接肌に注入することで、加齢とともに失われたコラーゲンバランスを補い、肌の質感を整え、若々しくしなやかな印象へ導く治療です。

1-2.アレルギーリスクと肌への親和性を追求して開発された製剤

ヒューマラジェン.png

コラーゲン注入はその有効性が注目され、今から約50年前の1970年代に始まりました。当初はウシ由来の製剤であったため、アレルギーが起こるリスクが高く、事前にテストを行い数週間~1か月程経過を見る必要がありました。しかし、テストで問題がなかった場合でも実際の注入後にアレルギー反応が出現するケースがあり、治療までに時間を要する点や安全面での課題が指摘されていました。
その後、こうした課題を解決するために登場したのが非動物性のヒアルロン酸製剤です。アレルギーのリスクが大幅に低減され、カウンセリング当日に施術が可能となったことで、注入治療は飛躍的に身近なものになりました。一方で、当時のヒアルロン酸は製剤の性質上、目の下など皮膚の薄い部位では凹凸が出たり、青白く透けて見えるといった問題が生じることもあり、万能とは言えない側面もありました。

こうした背景のもと、さらなる研究が進められ、アレルギーリスクが低く、肌への親和性に優れた「ヒト由来コラーゲン」が開発されました。ヒト胎盤由来成分をもとに精製された製剤は、皮膚になじみやすく、自然な仕上がりを目指した注入治療として広く活用されています。初期の製剤では型と型コラーゲンの配合比率が955型の割合が少なく、効果面で物足りなさを感じるケースもありました。しかし現在では改良が重ねられ、より理想的なバランスへと進化しています。

当院では、進化した製剤であるアメリカ製の「ヒューマラジェン」を使用しています。型・型コラーゲンを5050で配合することで、乳児の肌に近いコラーゲンバランスを再現し、より自然でなめらかな仕上がりと高い効果が期待できる製剤です。

※ヒト胎盤由来とは...
医薬品としても使用されているプラセンタ注射と同様に、ヒトの胎盤から抽出した成分を精製した薬剤です。製造する際は何段階もの厳しい検査や処理があり、販売開始以来、感染症が伝播したとの報告は国内・海外ともにありません。しかし、ヒト由来の成分を使用しているため血液製剤と分類され、施術後は献血ができなくなります。尚、ご自分が輸血を受けることに制限はありません。当院では、カウンセリング時に医師からご案内をしておりますので、ご不安な点があればお気軽にご相談ください。

※参考サイト:厚生労働省ホームページ

1-3.細胞の新生・再生作用による自然な若返り

ベビーコラーゲン後の脂肪細胞増加.png※ベビーコラーゲン(Type III collagen)製剤メーカー資料

ベビーコラーゲンの主成分である型コラーゲンには、細胞の新生・再生を促す作用が確認されています。注入によって一時的にボリュームを補うだけでなく、脂肪細胞の新生・再生が促されることで、組織そのものが育つ点が大きな特徴です。そのため、ヒアルロン酸のように「吸収されたら元に戻る」という治療とは異なり、施術を重ねるごとに肌内部の環境が整い、効果が持続しやすくなると考えられています。「入れて終わり」ではなく、肌そのものを再構築しながら、自然な若返りを目指せる治療である点が、ベビーコラーゲンの大きなメリットです。

Ⅲ型コラーゲンは、臨床研究や論文でも複数の成果が報告されています。
(参考文献)
・Type III collagen is essential for early wound healing phases
・Aging skin shows reduced type III collagen ratio

2.ベビーコラーゲンの症例(クマ・ゴルゴライン)とよくあるご質問

【施術内容について】

今回は、当院スタッフ2名が実際にベビーコラーゲン注射を体験しました。
まず1人目のお悩みは目元のクマと小ジワです。加齢とともにゴルゴラインに影が目立つようになり、目の下全体の細かいシワも気になってきたそうです。

長年勤務しているスタッフですが、注射治療は今回初めて受けるということもあり、施術前はとても緊張している様子でした。 施術後には「痛みに弱いので注射は不安でしたが、短時間で終わり、変化も感じられて本当に良かったです。今後より一層、不安や緊張を感じている患者様の気持ちに寄り添うことができるのではないかと思います。」と笑顔で話してくれました。
2人目のビフォーアフターは次回のブログでご紹介いたしますので、お楽しみに!

【ベビーコラーゲン症例①とQ&A】

ベビーコラーゲン症例①.png

ベビーコラーゲン症例②.png

Q.施術中の痛みはありますか?

A.鈍針(マイクロカニューレ)で痛みをできる限り抑える対策を行っています。

ベビーコラーゲンは注入部位や肌状態に応じて、当院では先端が丸く柔らかい鈍針(マイクロカニューレ)を使用します。特に目の下のクマなどデリケートな部位では、鈍針を用いることで組織を傷つけにくく、内出血や痛みを抑えた施術が可能です。
鈍針は一度皮膚に刺入すると、方向を調整しながら注入できるため、何度も針を刺す必要がありません。
その結果、注射回数が最小限となり痛みや負担の軽減につながります。刺入時には局所麻酔を行うため、痛みを感じやすいのは最初の麻酔時のみで、その後の施術中の痛みはほとんどありません。尚、当院では鈍針使用による追加料金は一切いただいておりませんので、安心して施術をお受けいただけます。

Q.ダウンタイムはありますか?

ベビーコラーゲン施術直後.png

A.施術直後に赤みや腫れが出る場合がありますが、当日中に徐々に落ち着いていきます。

ベビーコラーゲンは、目元や口元など皮膚が薄くデリケートな部位にもなじみやすい製剤のため、自然な仕上がりが期待できる治療です。一方で、こうした部位は刺激に敏感なため一時的に赤みや腫れ感が出ることがありますが、ほとんどの場合、時間の経過とともに軽快します。また、局所麻酔の部分が血管収縮のため白っぽく見えますが、数時間で徐々に消えていきます。
部分的に内出血が生じることがありますが、12週間ほどで自然に改善していきます。施術直後からメイクは可能ですので、コンシーラーやファンデーションでカバーされる方もいらっしゃいます。

Q.いつから効果が出ますか?

A.施術直後から、半年~1年程の効果が望めます。

ベビーコラーゲンは、施術直後から変化を実感しやすい治療で、効果は半年〜1年程度の持続が期待できます。即効性があるため、直近に大切なご予定やイベントを控えている方にも好評です。ただし、針を使用する施術のため、部分的に内出血が生じる可能性があります。大切なご予定がある場合は、2週間ほど余裕をもって施術を受けていただくと安心です。
また、施術を重ねることで脂肪細胞の新生・再生が促され、効果がより安定・持続しやすくなる点もベビーコラーゲンの特徴です。


3.ベビーコラーゲンの効果・メリット

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3-1.自然な若返り効果(なじみの良さ)

ベビーコラーゲンの主成分のひとつであるⅢ型コラーゲンは、細く柔らかな構造を持つため、皮膚が薄くデリケートな部位にも自然になじみやすいのが大きな特徴です。ヒアルロン酸と比較して、皮膚の薄い部分へ注入した際の凸凹感や不自然な膨らみが出にくく、目元や口元など繊細な部位でも違和感の少ない仕上がりが期待できます。
「いかにも施術をした印象ではなく、自然に若返ったような変化」を目指したい方にも適した治療です。

3-2.小ジワ・ちりめんジワの改善

Ⅲ型コラーゲンは、肌に柔軟性やしなやかさを与える役割を持つコラーゲンで、加齢とともに減少しやすい特徴があります。これを補うことで、目元・口元・首などに現れやすい細かいシワやちりめんジワの改善が期待できます。

また、型コラーゲンは肌のハリや弾力を支える""のような役割を担っています。ベビーコラーゲンはⅠ型とⅢ型をバランスよく補うことで、皮膚内部のコラーゲン環境を整え、ふっくらとしたハリ感のある肌印象へ導きます。ヒアルロン酸が主にボリューム補填によるシワ改善を目的とするのに対し、ベビーコラーゲンは肌の質感そのものを整えることで、浅いシワを自然に目立ちにくくする点が特徴です。

3-3.肌質の改善

ベビーコラーゲンは、単なるコラーゲンの補填にとどまらず、肌細胞の新生・再生を促す作用が確認されています。
施術を重ねることで、脂肪細胞や周囲組織の再生が期待でき、肌のなめらかさ・キメ・ハリ感の改善につながります。そのため「一時的な変化」ではなく、「肌質そのものを底上げ」していく治療といえます。

3-4.即効性と持続性を兼ね備えた治療

ベビーコラーゲンは施術直後から変化を実感しやすく、イベント前など短期間で印象を整えたい方にも適した治療です。さらに、施術を繰り返すことで細胞再生による効果の安定が期待でき、半年〜1年程度の持続が見込める点も大きなメリットです。「即効性」と「自然な持続性」を両立した治療として、多くの方に選ばれています。


今回のご紹介はここまでです。次回更新は4月上旬、「ベビーコラーゲンの症例②・おすすめの方・ヒアルロン酸との違い・施術の流れや頻度・注意点」についてご案内いたします。


ベビーコラーゲンの治療についてご興味のある方、是非お気軽にご相談ください。

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PROFILE

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浅野 さおり(あさの さおり)

徳島大学医学部医学科 卒業
横浜市立大学大学院博士課程修了
横浜市立大学形成外科、他関連病院 勤務
2016年アンデュースキンケアクリニック 入職
2020年アンデュースキンケアクリニック副院長就任

医学博士
日本専門医機構形成外科領域専門医
サーマクール認定医


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