センター南の美容皮膚科

CLINIC

Dr.の美容コラム

TOP > Dr.の美容コラム > 2023年の一覧 > 【医師が解説】リフテラVとは?ビフォーアフター・効果◆スタッフが施術を受けました◆

2023.06.06【医師が解説】リフテラVとは?ビフォーアフター・効果◆スタッフが施術を受けました◆

こんにちは、アンデュースキンケアクリニック副院長の浅野です。

今年は5月18日に沖縄や奄美地方の梅雨入りが発表され、関東でも梅雨入りが目前ですね。外に出るのが少し億劫になりますが、1日1回は犬の散歩に出かけています。しかし我が家の犬はインドア派のようで、自宅で開発した遊び(ご近所迷惑ならないようにする無音追いかけっこ、ベッドの上で静かにつなひき等)をして毎日お家時間も楽しんでいるみたいです。

梅雨の時期、外出の機会は少し減りますが、夏のイベントなどに向けて今のうちに施術して準備しておくという方も多いので、私も肌のケアをしながら梅雨時間を楽しみたいと思います。

そこで今回は、クリニックで人気No.1たるみ治療の「リフテラV」についてお話いたします。同じHIFU(ハイフ)技術を利用したたるみ治療のウルトラセルQプラスとの違いや使い分けについてなど、カウンセリングでご質問いただくことが多い内容をご紹介します。今回もスタッフが施術を受けましたので、ビフォーアフターや施術風景を掲載しています。


【次回の記事】「リフテラVがおすすめの方・ウルトラセルQプラスとの違い・施術の頻度や注意点」はこちら


1.リフテラVとは?

1-1.HIFU(ハイフ)技術を用いたたるみ治療

HIFU(ハイフ)とは.png

HIFU(ハイフ)とはHigh Intensity Focused Ultrasoundの頭文字を取った略称で、「高密度焦点式超音波」を意味しています。超音波を1点に集中させて照射する技術で、狙った部位に強い熱エネルギーを与えることが可能です。リフテラVはHIFU(ハイフ)の技術を応用し、真皮から脂肪層に熱エネルギーを照射し、コラーゲン収縮とコラーゲン生成を促すたるみ治療です。

1-2. ガン治療や結石治療の医療分野で臨床を重ねた歴史

現在では美容の治療として人気を博しているHIFU(ハイフ)ですが、元々はガン治療や結石治療などの医療分野で用いられている治療です。その歴史は長く、1794年にイタリアの学者がコウモリに目隠しをしても飛べるが耳を塞ぐと飛べなくなるという実験から超音波の存在を予測しました。その後研究が重ねられ1942年にHIFU(ハイフ)の技術を用いて、周辺組織を損傷することなく患部に作用させることに成功しました。1950年代には更に精密なHIFU(ハイフ)が開発され、脳障害を治療する最初の臨床応用を行っています。
2000年代前半にHIFU(ハイフ)の技術を用いた美容専用の治療器が開発され、現在では世界中で広く扱われています。

1-3.目元や口元などの細部まで施術可能なペンタイプのアプリケーター

liftera-2.png

リフテラVは、肌との接触面であるアプリケーターと呼ばれる部分がペンタイプとなっています。照射する際に細かい動きが可能で、肌の曲線に合わせて照射できるメリットがあります。そのため、目元や口元、フェイスラインや首のラインなどの細かい部分の施術にも適しています。


2.リフテラVの施術風景とQ&A

【施術した内容】

今回はスタッフが1か月おきに3回の治療を行いました。リフテラVは、①顔+アゴ下、②首、③首+鎖骨下の3つのメニューがあります。今回は①顔+アゴ下、③首+鎖骨下の2つのメニューを組み合わせて全ての部分をケアしています。

◆リフテラV(顔+アゴ下)

◆リフテラV(首+鎖骨下)

【ビフォーアフターと施術に関するQA

リフテラV症例ビフォーアフター①.png

Q.施術中の痛みはありますか?

A.リフテラVは、肌と接触する部分のアプリケーターを常に動かしながら施術する"ムービング式"のHIFU(ハイフ)です。強い熱エネルギーを照射するため、部位によってはピリピリと感じる場合がありますが、常に細かく動かしているので痛みはほとんど感じることはなく、リラックスして施術を受けることが可能です。

Q.施術後はどのような経過ですか?

A.施術後は赤みが出る場合がありますが、当日中に徐々にひいていきます。個人差はありますが、施術後2~4週間程でリフトアップが期待でき、その後約1~2か月間の効果持続が望めます。その後すぐに元に戻るわけではありませんが、良い状態を保つために1~2か月に1回程の定期的な施術をおすすめしています。

3.リフテラVの効果

26537802_m.jpg

3-1. 頬やフェイスラインのたるみの改善

頬やフェイスラインのたるみの主な原因は、皮下脂肪の下垂、コラーゲン減少、筋膜のゆるみなどです。リフテラVは、真皮から脂肪層の狙った部位へ集中的に強い熱エネルギーを照射することが可能なため、コラーゲン収縮による真皮から脂肪層の引き締め・コラーゲン生成によるハリの改善を効果的に促します。

筋膜のゆるみ改善については、同じHIFU(ハイフ)を用いたたるみ治療のウルトラセルQプラスがおすすめです。次回のブログで、ウルトラセルQプラスとの違いについてご案内いたしますので、是非ご覧ください。

3-2. アゴ下のたるみの改善

カウンセリングでも"頬やフェイスラインのたるみが気になってきたら、アゴ下のたるみも目立つようになった"とご相談いただくことが多いです。
リフテラVは肌との接触部分が小さいため、曲線・細部など特に細やかに施術可能です。アゴ下の曲線に沿って、密に照射することでより高い効果が期待できます。

3-3.首のたるみの改善

首のたるみの主な原因は、コラーゲン減少によるハリの低下です。ハリが低下することで皮膚にたるみが生じ、緩んだ印象となります。さらにコラーゲン減少が進行すると皮膚が波打ったような状態となり、よりたるみが目立つようになります。また、悪い姿勢によって首にシワができ、その部分がたるんで見える場合もあります。
リフテラVは首の施術も得意とした治療器で、首の曲線に沿って細やかに照射することでより高い効果が期待できます。

3-4.ハリの改善

リフテラVは真皮から脂肪層を狙って、集中的に強い熱エネルギーを照射します。常に肌と接触する部分のアプリケーターを動かすため、熱エネルギーを密に照射することが可能で、効果的にコラーゲン収縮とコラーゲン生成を促しハリのある肌に導きます。また、肌との接触部分が小さいため目元や口元など細かい部分の施術にも適しています。


今回のご紹介はここまでです。次回更新は6月20日(火)、「リフテラVがおすすめの方・ウルトラセルQプラスとの違い・施術の頻度や注意点」についてご案内いたします。


リフテラVの治療についてご興味のある方、是非お気軽にご相談ください。

アセット 5.png
アセット 6.png

最後までお読みいただきありがとうございました。今後も当院で人気の施術について情報を発信していきたいと思います。また、LINE公式アカウントでもお得な情報などを配信していますので、画面右下からLINE友だち登録をお願いいたします!

前回までのコラム一覧はこちら

PROFILE

img_02.jpg

浅野 さおり(あさの さおり)

徳島大学医学部医学科 卒業
横浜市立大学大学院博士課程修了
横浜市立大学形成外科、他関連病院 勤務
2016年アンデュースキンケアクリニック 入職
2020年アンデュースキンケアクリニック副院長就任

医学博士
日本専門医機構形成外科領域専門医
サーマクール認定医


アンデュースキンケアクリニック
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央 50−17 CMポートビル 9F
センター南駅から徒歩1分

横浜市営地下鉄ブルーライン:新横浜駅から快速3駅9分、横浜駅から快速4駅18分、あざみ野駅から3駅6分/グリーンライン:日吉駅から6駅12分、中山駅から3駅6分と多方向からアクセス可能。

アセット 7.png